No.247 『愛の意味』

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私の夢は「日本に貢献出来る人間となること。」

天から授けられたこの力を世のため人のために使わさせて頂き

必ずや夢を叶えてみせます!!

私のキャッチフレーズは

「不器用だけどひたすら実直に。

 あなたの喜びが私の幸せです。」

 

おはようございます。

月曜の朝。

新しい週のスタートです!

私は出張2日目。

今日は都内に移動します。

おかげ様で昨日の講演も大成功♪

沢山の方々にお喜び頂けて、

私も本当に嬉しかったです!

今週も大いに楽しみましょう!!

 

 

私の次男。

 

小学4年生。

 

発達障害を抱える彼は不登校になって2年になります。

 

学校の代わりに放課後デイサービス施設に午後から通う日々。

この施設は本当に次男に合っていて、

信頼関係の構築できた先生のもとで

決して学校教育では教えてもらえないような事を学びながら、

本人も楽しそうにしています。

ただ、やはり学校に行けていない事が気になっており、

そんな自分を許せない彼は、

時折荒れ狂います。

自分を許せず、自分を責め続け、自己否定の言葉を繰り返します。

幼いがゆえにこのような表現しか出来ないのでしょう。

彼は本当に傷付き苦しんでいるのです。

 

そんな彼を救うべく、

私と妻が画策したとある秘策。。。

 

 

 

それは、、、

 

 

 

 

放課後デイサービス施設への転校です!!!!

 

 

 

いや厳密に言いますと、

この施設は学校ではありませんから

転校という表現は適切ではありませんし、

転校は出来ません。

あくまでも所属は小学校です。

しかし、

私と妻は敢えて「転校」という言葉を使っているのです。

要は、小学校に所属しているから苦しいのではないか。

たとえ施設には通っていても

本来行くべきところには行けていないと思ってしまうのではないか。

だったら敢えて「転校」という言葉を使おう。

 

「もう学校には行かなくていいんだよ」

 

「お前の行くべきところはこの施設なんだよ」

 

「お前はこの施設を卒業すればいいんだよ」

 

彼が伸び伸びと過ごせる場所があるのなら、

そこが一番ではないか。

「学校」とか「施設」とか名称何てどうでもいい。

 

事なのは

『次男にとってベストな環境は何か』

ということ。

 

 

「出来れば2学期から環境を整えてあげたい」

そう思った私達は、この秘策を実現させるべく水面下で動きました。

施設としても毎日朝から次男を預かってしまえば、

違法となってしまいます。

様々な障害がありましたが、

施設の先生方のご厚意もあって、

適法な手段で

次男が毎日朝から施設に通える体制を整えることが出来たのです。

 

「これで次男の問題にも一筋の光が射した!!」

と喜んだ私達は早速次男にそのことを伝えました。

彼の喜ぶ顔を想像しながら。。。

 

 

 

ところが!!!

 

 

 

意外にも。。。

 

 

彼の反応は

私達の予想に大きく反するものだったのです。。

私達の提案を聞いた彼はひどく落ち込み、荒れ果てました。

 

「転校」という言葉が重かったのか。。。

 

事態を充分に理解できていないのか。。。

 

まさかの展開に私達も思わず落胆しかけましたが、

彼の「意思」を尊重し、

彼には話を続けながら気持ちが変わるのを待とうと思います。

決して甘やかしているわけではありません。

むしろ指導すべきところは厳しく指導しています。

ただ、今回の件に関しては私達は彼の「意思」を尊重します。

一番傷付いているのは彼だから。

 

自分の中にある「常識」や「理想」、「エゴ」

といった類のものを全部捨てて、相手を受け入れる。

それが愛するということではないでしょうか。

 

『愛の意味』について考えさせられた出来事でした。

 

2学期が始まり、次男は今まで通り午後から施設に通っています。

 

そんな彼の笑顔が堪らなく愛おしいのです。

 

私は夢を叶え、日本に貢献出来る人間となりました。

有難うございます!!

 

本日も最後までお読み頂き有難うございました。

心からの感謝を込めて。

「有難う。愛しています。」

神辺照喜

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