No.648 悲愴なSOS

LINEで送る
Pocket

私の夢は「日本に貢献出来る人間となること。」

天から授けられたこの力を世のため人のために使わさせて頂き

必ずや夢を叶えてみせます!!

私の人生の目的は

「人に喜ばれる存在となって

 自分自身も幸せになることです。」

 

おはようございます。

朝夕と日中の寒暖差が激しい日が続きますね。

私も若干喉を痛めてしまいました。

皆様も体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。

それでは今日も素敵な一日を!

 

『悲愴なSOS』

 

今朝は久し振りに

子育てについて書きたいと想います。

 

私の次男は小学5年生。

発達障がいを抱える彼は

不登校になって3年が過ぎました。

今年の2月から毎日1時間だけ

学校に行くようになりましたが、

完全に別教室で先生と2人だけで過ごす日々。

同級生との交流はありません。

私からすれば本当によく頑張っていると想うのですが

本人はそんな自分に納得がいかないようです。

自己肯定感が持てず、

自分を責めては

自らを卑下するような言葉を繰り返します。

最近は少し落ち着いていたのですが、

三男の運動会に長男の文化祭という行事が続き

親族が集う中、

兄弟が活躍する姿を見たのが応えたのでしょう。

先日、久々に彼は荒れました。

「死にたい」と言いながらモノに当たり、

挙句には幼い三男に八つ当たりする始末。

 

分かっています。

これは彼からの悲愴なるSOSであることを。

 

どうすべきか暫く考えた末に私は

次男を家の外に追い出すことにしました。

悪い事は悪いと教えなければと想ったのです。

 

約1時間が経過して辺りも暗くなった頃、

次男の様子を見に行くと

彼は外で泣きわめいていました。

そんな彼を家の中へ迎え入れ、

お風呂に入って気分転換をさせた後、

夕食を食べている彼に

私は落ち着いてこう語りかけました。

 

さっきはゴメンな。

追い出したりして悪かった。

お前が辛い想いをしているのはよく分かっている。

パパもママもそんなお前を助けてあげたいと

本当にそう想っているんだよ。

パパもママも長男も三男も、

みんなお前の味方なんだよ。

だから、

「死にたい」って言ったり

三男に八つ当たりするのはよくない。

それは間違っている。

外に追い出したりされるのはお前も辛いだろうけど

パパとママも辛いんだよ。

こんな事しても誰も嬉しくない。

もう二度とこんな事はしたくない。

だから、変な事言ったり、

三男をいじめたりするのはもう止めろよ。

お前の事を大事に想ってる。

お前はパパとママの宝物だよ。

絶対に大丈夫だから。

お前が活き活きと過ごせる環境を

必ず見つけてみせるから。

何も心配しなくていい。

お前は大丈夫だ。

必ず立派な大人になれる!

パパとママが約束する。

お前のことを愛してるよ。

 

このように

しっかり目を見ながら話をすると、

次男は落ち着きを取り戻しました。

 

彼は相当辛い想いをしている事でしょう。

全く出口の見えない暗闇の中で

もがき苦しんでいるのでしょう。

 

子供の問題行動は悲愴なるSOSです。

必死で助けを求めているのです。

 

そんな時、家族の絆が問われます。

 

感情的に怒って殴りでもすれば

その場は収まるでしょう。

でも、根本は何も解決していない。

それどころか更に傷を深めてしまうだけです。

 

次男の問題は根が深く、

簡単に解決するものではありません。

これからも彼の苦悩は続くでしょう。

また彼から悲愴なSOSを受け取ることが

あるかもしれない。

 

そんな時は

彼としっかり向き合って

家族の絆を深める契機にしたいと想います。

そしてその絆が

必ずや彼の人生を拓いていくと信じています。

私は夢を叶え、日本に貢献出来る人間となりました。

有難うございます!!

 

本日も最後までお読み頂き有難うございました。

心からの感謝を込めて。

「有難う。愛しています。」

中西紀二

LINEで送る
Pocket

No.648 悲愴なSOS” への6件のフィードバック

  1. やはり、伝えるべきは、愛ですね。

    この前の3連休に、久し振りに長男が泊まりに来ました。
    家内を交えて一杯やって、腹も膨れたところで別室に行きましたので、しばらくしてから、様子を見に行きました。
    一言、「最近どうよ?」
    以前のように根掘り葉掘り問い詰めたり、余計なアドバイスは一切無しです。
    すると、最初はボソボソ、私が時々目を合わせると、だんだん語ってくれるようになりました。
    まだまだ自分のハンディによって自信は持てないようですが、何でも否定する態度は影を潜め、いろいろな人たちの意見を聴くことができるようになったようです。
    こちらもホッとして、「父ちゃんはいつでもお前の味方だし、いつでも見守っているから、時々一杯やりに来いよ」と語りかけると、
    本当に嬉しそうに「うん、まだ行きてるぞー!って来るから」と応えて、
    二人で居間に戻って行きました。

    1. コメント有難うございます。
      素敵なやり取りですね!
      ご長男も嬉しかったでしょう。
      自らの余計な執着は捨て、
      ひたすら向き合い、ひたすら信じ、ひたすら愛する。
      そんな子育てをしたいですね!

      中西紀二

    1. コメント有難うございます。
      苦しみ続けている次男に、これからも寄り添い、
      向き合っていきたいと想います。
      私の経験が僅かでもご参考になれば幸いです。

  2. 33年前に次女が生まれてました。なんか違うと思いながらも、日々過ごしていました。その子は今次男になりました。全てをクリアして仕事にも恵まれ、合間には同じ様に苦しんでるいる人たちの手助けをしています。もっと早く気づいて上げていれば…と悔やむばかりですが、今は全力で頑張っています。
    長い30年でしたが、きっと明るい未来がやって来ます。頑張って下さいね。

    1. 温かいコメント有難うございます。
      子育ての先輩からのエールは本当に励みになります!
      暗中模索のような子育ての日々ですが、いつも彼の理解者であり、彼の絶対的味方でありたいと想います。明るい未来を信じて。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です