No.149 静と動

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「私は不動産王になって日本を救います!」

「天から授けられたこの力を世のため人のために使わさせて頂きます!」

「そして必ずや日本に貢献出来る人間となります!」

私のキャッチフレーズは

「不器用だけどひたすら実直に。

 あなたの喜びが私の幸せです。」

 

おはようございます。

新しい週のスタートですね!

早いもので今月もあと3日。

月末月初を大いに楽しみましょう!!

 

昨夜無事に東京出張から戻りました。

今回の出張も本当に有意義な時間を過ごすことが出来ました。

新たな出会いは

人生に潤いをもたらし、

新宿での講演は

更なる自信となりました。

友と語り合う時間は

人生の糧となるでしょう。

今回の出張で

パワーアップした私は

更に加速していきます!!

 

毎回、出張の際には本を持参します。

今回の出張に持参した本の中に

とても素敵な言葉がありましたので

今朝はその言葉をご紹介させて頂きます。

 

『青山元不動、白雲自去来』

(せいざんもとふどう、はくうんおのずからきょらいす)

これは室町期から編まれた「禅林句集」の中の言葉です。

意味としては

『山は動かないが、雲は自ずとやってきて去っていく』

という当たり前の風景について語っているようですが、

この言葉にはもっと深い意味があるのです。

 

確かに、普通に山や雲を眺めてみると

山は動かず、その周辺を雲が動き、去っていくように見えます。

しかし、ひとたび見方を変えてみれば

雲のほうが止まっていて、山が動いているようにも見ることができる。

「山は動かない、動くのは雲である」というのは

一つの価値観に縛られた、狭い考え方に過ぎないのではないか。

もっと超越した視点を持ち、心が自由に解放されたならば

静も動も同じになってしまうのではないか。

このような深い意味が込められているのです。

 

この発想、考え方は

私達の日常生活においても大事なのではないでしょうか。

固定概念や思い込みを捨てて、心を自由に解き放つこと。

 

例えば

今抱えている悩みや苦しみ。

苦境・逆境・失敗。

これらは人生におけるマイナスの要素と捉えがちですが、

実はこれらの経験によって

人の傷みが分かる優しい心が身に付き、

人間として大きく成長出来るのかもしれません。

 

動と思えるものが静であったり

静と思えるものが動であるのと同じように、

「問題だ」と思っていることに大きな意味があったり、

「こんな経験はしたくなかった」と感じていることに

かけがえのない価値があるかもしれません。

 

結局、全ては受け止め方次第である。

 

まずは画一的な見方、思い込み、こだわりを捨て、

目の前のものを、素直に自然体で受け入れること。

 

「これが正しい」

 

「これは間違っている」

 

「これは無価値だ」

 

「これは問題だ」

 

「これが動だ」

 

「これは静だ」

 

このような思い込みを捨てて、

全てをただあるがままに受け止める。

 

目の前の仕事

人間関係

子育て

すべての悩みや問題。。。

これらの殆どは

私達の価値観・こだわり・思い込み・執着心から

発しているものではないでしょうか。

 

問題を解決しようと思う前に、

まずはこだわりや先入観を捨ててみてること。

 

そこには

静と動が同一となった

これまでに見た事のない景色が広がっているでしょう。

 

 

本日も最後までお読み頂き有難うございました。

心からの感謝を込めて。

「有難う。愛しています。」

神辺照喜

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