No.307 美しい心

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私の夢は「日本に貢献出来る人間となること。」

天から授けられたこの力を世のため人のために使わさせて頂き

必ずや夢を叶えてみせます!!

私のキャッチフレーズは

「不器用だけどひたすら実直に。

 あなたの喜びが私の幸せです。」

 

おはようございます。

今日は「文化の日」ですね。

今日から三連休という方も多いことでしょう。

最近、朝と昼の寒暖差が激しく

体調管理が難しい時節ですが、

体調には充分ご配慮の上、

どうぞ楽しい三連休をお過ごし下さい!!

 

 

今朝は、ある知的障害を抱えた女の子の実話を

ご紹介致します。

 

その子は健常児よりも筋力が足りないため、

速く走ることが出来ません。

運動会の徒競走ではいつも最下位です。

彼女が小学6年生のとき。

運動会の直前に足を捻挫してしまった友達がいました。

彼女はその子と一緒に走ることになっています。

そうして迎えた運動会当日。

徒競走が始まると、彼女はその捻挫した友達のことが

気になって、何度も振り返りながら走っていました。

その友達が無事にゴール出来るかが

自分のこと以上に心配だったようです。

すると、その友達は足をかばって走るあまりに

途中で転んでしまいました。

それを見た彼女は走るのをやめ、

友達のもとに駆け寄り、

手を引き、起き上がらせ、2人で一緒に走り出したのです。

2人の姿を見て、生徒も、先生も、保護者も、

皆が大きな声援を送りました。

 

そして、

 

ゴールの手前まできたとき、

 

彼女は友達の背中をポンと押して

 

先にゴールさせたのでした。。。

 

 

この子の心は何て美しいのでしょう。

 

 

このエピソードは私達が忘れてしまっている

大切な事を教えてくれているようです。

 

人と競い合い、

何かにつけ比べ合い、

「人よりも優れていること」

「人よりも優秀であること」

が正義であると植え付けられ、

人生を勝ち抜くためには

自分を押し殺して頑張らなければならない。

 

このような価値観が

「常識」という言葉で正当化されている私達に

「生きていく上で本当に大切な事」を教えて

くれているようです。

 

生きていく上で本当に大切な事。

それは

「心を高め、魂を磨き、より美しい心となること」

人生には勝ち負けもなければ優劣もない。

人生の意味や人の価値は能力や数値で計られるものではない。

私達は存在しているだけで素晴らしい。

存在していることに意味がある。

人の個性は様々。

人と違って当たり前。

人と同じである必要なんてない。

自分は自分のままでいい。

こうして今を生かせて頂いていることに

感謝と喜びを持って

ただひたすらに心を磨いていこう。

 

本来ならば

このような事を教えることこそ

義務教育なのではないでしょうか。

 

私達も

困っている同僚や仲間、友人、知人がいたら

そっと手を差し伸べて伴走し、

ゴールの手前でポンと相手の背中を押せるような

『美しい心』を持ちたいものです。

 

今日は「文化の日」です。

私達が忘れかけてしまっている

『美しい心』について

考える機会にしては如何でしょうか。

 

私は夢を叶え、日本に貢献出来る人間となりました。

有難うございます!!

 

本日も最後までお読み頂き有難うございました。

心からの感謝を込めて。

「有難う。愛しています。」

中西紀二

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