No.434 ルーツ

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私の夢は「日本に貢献出来る人間となること。」

天から授けられたこの力を世のため人のために使わさせて頂き

必ずや夢を叶えてみせます!!

私のキャッチフレーズは

「不器用だけどひたすら実直に。

 あなたの喜びが私の幸せです。」

 

おはようございます。

今日はこれからある入居者さんを訪問します。

詳細は割愛しますが、この方は

お家賃の支払いが遅れ気味になっているのです。

お電話で話した限り、ちょっと訳ありだと感じた私は

今回の面談を申し出ました。

私はこのように、

お互いの利害関係がぶつかり合うようなケースでは

訪問しての面談を基本としています。

 

何故か?

 

それは大家業が人生を預かる仕事だからです。

このような場合、

入居者さんにとっては深刻な事態となっている場合が

少なくないからです。

そして、

私がやっているのは人生貢献業だからです。

 

大家業に対する私のこのような想い。

 

そのルーツは、今から7年前。

私が家業を継いで半年経った頃に遡ります。

 

その日、私はある方の退去立会いに行きました。

この方は建物の竣工当初から入居されていて、

居住期間は何と22年を超えていました。

立会いに行き、全ての手続きは滞りなく終了。

これまでに長きに亘りお世話になったお礼を伝え、

鍵も返却して頂いたのですが

その方は一向に帰ろうとされません。

「今日でこの部屋とお別れと思うと

 名残惜しいです。。」

と言いながら、何度も部屋の中を見回されています。

 

そして、

この方が次に仰った言葉に

私は衝撃を受けたのです。

 

 

その言葉とは、、、

 

 

『うちの子は

 

 

 ここで生まれて、

 

 

 ここで育って、

 

 

 ここから社会に巣立って行ったんですよ』

 

 

 

この言葉を聞いた瞬間、

私は全身に鳥肌が立ちました。

全身に電流が走ったかのような衝撃でした。

そして身体中で思い知ったのです。

あぁ、大家業ってこういう事なのか!!

 

そして痛感したのです。

 

大家業は

人生貢献業である、と。

 

そこから全てが始まりました。

 

例え短い期間であっても、

住んでいた家というのは

いつまでも懐かしく想うもの。

当時の事を想い出すと

その頃聴いていた音楽や

その頃の匂いのようなものまで蘇ってくるようです。

ならば、

その記憶を美しく飾るお手伝いをしたい。

退去された後になっても、

弊社物件に住んでいた頃を思い出しては

「あぁ、懐かしいなぁ。

 あの大家さんには良くしてもらったなぁ。。」

といつまでもそう想って頂きたい。

入居者さんの生涯の記憶を飾る仕事がしたい。

そういった想いを込めて創った

弊社の経営理念は

 

『生涯の記憶を飾る居住空間を創造し、

 お客様の人生に貢献します』

 

私の仕事は部屋を貸すことじゃない。

お客様の人生に貢献すること。

その想いを持って

これから入居者さんとの面談に向かいます。

 

今朝は私のルーツとなった出来事について

綴らせて頂きました。

ルーツとは「物事の根元・起源」のこと。

 

心の中に確かなルーツを持つ人間は、

決してぶれないのです(^-^)!!

私は夢を叶え、日本に貢献出来る人間となりました。

有難うございます!!

 

本日も最後までお読み頂き有難うございました。

心からの感謝を込めて。

「有難う。愛しています。」

中西紀二

 

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