No.440 年の差兄弟2人旅

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私の夢は「日本に貢献出来る人間となること。」

天から授けられたこの力を世のため人のために使わさせて頂き

必ずや夢を叶えてみせます!!

私のキャッチフレーズは

「不器用だけどひたすら実直に。

 あなたの喜びが私の幸せです。」

 

おはようございます。

またしても講演依頼を頂きました!

今回はNTT西日本と

大家さん向け情報誌を発行されている出版社との

共催となる不動産賃貸経営セミナーです。

なんでも、NTT西日本の方が

以前に私の講演を聴かれたことがあり、

是非、私にと名指しでご依頼があったそうです。

 

今回、つくづく実感しました。

 

 

私はツイてるなぁ、、、と。

 

 

本当にそう想います。

 

なぜなら、

謙遜なしで正直に申し上げますと、

私より知識も経験も豊富な

大家さんというのは沢山いるのです。

それなのに、このような素晴らしい機会に恵まれる。

身の丈以上のステージが次から次に巡ってくるのです。

これを強運と呼ばずして何と呼ぶのでしょう。

 

ならば。

 

私がやることはただ一つ。

 

この機会に感謝して、精一杯与えられた役割に努めること。

 

この運は私のものではなく、

天からの借り物に過ぎないのだから。

 

 

さてさて。

一昨日、3月14日の夜は

とても素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。

この日の出来事はいつになっても

忘れることはないでしょう。

 

そう。

 

その日の夜、

私は数年振りに「福岡ヤフオク!ドーム」で

野球観戦をしたのです。

「福岡ソフトバンクホークス対

 東京読売ジャイアンツ」という

人気のカードだったことよりも何よりも。

 

一番大事だったのは、、、、

 

次男と2人で

出掛けたということです!

 

もうこのブログでも度々書いていますように

私の次男は小学4年生。

発達障がいを抱える彼は、

2年生の途中からずっと不登校のまま。

自分に自信がなくて、自己否定感が強い彼は

今の自分の状況を許すことが出来ず、

自分を責めては苦しみ続けて

荒れ果てる毎日。

見ているこちらが辛くなるほどです。

 

ところが、

先月末から少しずつ学校に足が向き始めて

今月に入ってからは

僅かな時間ながらも毎日登校出来ています。

このまま学校に行けるようになるかは分かりません。

ただ、次男に変化が生じているのは確かです。

最近は少しずつ表情も明るくなってきたように感じますし、

自分を否定する言葉もめっきりと減って

荒れ果てることもなくなりました。

 

そんな折、

ある方から頂いた野球のチケット。

一緒に行く方も見つからず、

貰い手もなくて困っていたところに

妻が「次男と行ってくれば?」と切り出したのです。

 

少し前までの彼は

人目に触れることを極度に嫌い、

何に対してもマイナス思考。

まるで生きているのが申し訳ないかのように

全てを否定的に捉える傾向にありました。

私との間にも大きな壁があり、

決して心を開こうとはしないでいたのです。

 

妻からの提案を受け、

今だったらひょっとして、、、

と淡い期待を抱きながら次男を誘ってみると

 

何と!

 

意外なくらいあっさりと快諾。

 

私と妻は互いに目を丸くし合ったのでした。

 

かくして

この日の父子野球観戦が決まったのです。

考えてみると

次男と2人で出掛けるのは

幼稚園の時に行った「ウルトラマンランド」以来でしょう。

私に対しても固く心を閉ざしていた次男との距離を

一気に縮めるチャンスが到来したのです。

 

そこで私は決めました。

 

今日は父親を止めよう。

父親ではなく兄貴として付き添おう。

キーワードは

『徹底的に優しい兄貴に徹する』

 

こうして

年の差33歳の兄弟(爆)

2人旅が幕を開けたのです!

 

駅に着くと、

私は彼に1,000円を渡しました。

そしてこのお金は往復の電車代であること、

自分で切符を買った後は

飲み物を買ったり、食べ物を買ったり、

自分の裁量で自由に使っていい旨を伝えました。

博多駅に着いたら、まずはヨドバシカメラへ。

「ワクワクポイント大作戦!」

(詳しくはブログの『No.420』をご参照下さい)

で貯めたポイントを活用すべく

おもちゃ売り場を散策。

この時点でとっくに

プレーボールの時刻は過ぎていたのですが、

私は一切咎めることなく彼に付き合いました。

その後、博多駅から高速バスに乗って

ヤフオク!ドームへ。

次男にとっては初めてのドーム球場。

屋内で野球をしているのが

とても不思議だったようです。

席に着いたらまず食事。

次男はチーズバーガーセット、

私は生ビールとカツサンドです。

私自身久々となる野球観戦。

外野席から2人で野球を見ていたら

ふっと子供の頃の記憶がフラッシュバックしてきました。

父と2人で出掛けていた野球観戦。

父はよく私を平和台球場に連れて行ってくれました。

そんな時も、

父は全然優しくもなかったのですが

やっぱり私は嬉しかった。

父と2人だけの時間は非日常で特別なものがありました。

 

「そう言えば

 親父はビールを飲んでなかったなぁ。。」

 

「あの頃、

 親父は何を想いながら野球を観ていたんだろう?」

 

そんな事を考えていたら

野球などさっぱり目に入りませんでした。

浮かんでくるのは

かつての父子の姿と今の父子の姿。

かつての私のように傷つき苦しんでいる次男に対して、

私は父として何が出来るのだろう?

今の次男のように傷付き苦しんでいた私に対して、

父は何を想い何を伝えたかったのだろう?

 

7回の攻撃前のジェット風船の乱舞を見届けたら

少し早目にドームを後にしました。

博多駅で締め括りのラーメンを食べ

満員電車に揺られながら最寄駅に向かい

そこからタクシーで帰宅。

こうして無事に

年の差兄弟(爆)の2人旅は幕を閉じたのです。

 

タクシーを降りる際にお礼が言えたり、

歩き疲れている中でも

電車の優先席には座ろうとしなかったり、

家で留守番をしている兄弟へのお土産を気にしたり。

本当に大事な事がきちんと身に付いている

次男の姿に安心しました

 

妻によると

帰宅した時の次男の表情は

最近では見せたことのないくらい

明るい笑顔だったそうです。

 

短い時間でしたが、今回の2人旅で

次男の心が少しでも癒されてくれたらいい。

これをきっかけに

次男が僅かでも心を開くようになってくれたらいい。

 

そしていつの日か。

父となった彼が息子を連れて野球観戦に出掛けた時。

今日の日の事を想い出してくれたら

本当に嬉しく想います。

 

愛する次男へ。

俺は野球なんか観ないで

お前のことばかり考えていたよ。

素晴らしい想い出を有難うな(^-^)!!

私は夢を叶え、日本に貢献出来る人間となりました。

有難うございます!!

 

本日も最後までお読み頂き有難うございました。

心からの感謝を込めて。

「有難う。愛しています。」

中西紀二

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