No.675 親子の溝

LINEで送る
Pocket

私の夢は「日本に貢献出来る人間となること。」

天から授けられたこの力を世のため人のために使わさせて頂き

必ずや夢を叶えてみせます!!

私の人生の目的は

「人に喜ばれる存在となって

 自分自身も幸せになることです。」

 

おはようございます。

今朝も4時に起きて10kmランニングしてきました。

今時分は、家を出る頃は真っ暗なのですが、

ランニングを終える頃には

綺麗な朝焼けに包まれます。

朝焼けの中を走っていると、

心身共にリフレッシュされて

憂鬱な気持ちなど吹き飛んでしまいます。

もう今日は憂鬱になどなれません。

素晴らしい一日の始まりです!

 

『親子の溝』

 

私の父は強い人でした。

頑固で不器用で言葉が足りなくて。

優しい言葉をかけられた記憶などありません。

信念が強く、自分が信じたもの以外は信じない。

自ら信じた道を歩いていく

真っすぐな人でした。

 

そんな父とは、

若い頃から衝突してばかり。

勉強も運動も出来た

父からの過剰なる期待がプレッシャーとなって

私の学生時代は真っ暗闇。

全ては父のせいだと恨んだことすらありました。

 

そんな父が若い頃に読んで

深く感銘を受けたという本があります。

何かにつけ、その本の話をしていた父。

学生時代にその本を父から渡されて

読んでみるように勧められた事がありましたが、

当時は父への反発心が強く

読んではみたものの

何も感じるところはありませんでした。

どんな内容だったかも全く覚えていません。

 

ところが、

つい先日になって

ふとその本の事を想い出して

読んでみたくなりました。

あの時、

親父は何を伝えたかったのだろう、と。

 

そして先程、読了しました。

今になって、親父の想いがよく分かりました。

自身の夢を諦めて

家業を継いだ若き日の父の苦悩に

初めて触れることが出来ました。

父がいかに人生と格闘してきたのか

初めてそれを知った気がします。

父が私に過剰な期待を寄せたのも

理解出来た気がしました。

 

親子間に生じた深い溝。

その溝は、

子が親の想いを理解出来た時に

埋められるのでしょう。

 

親孝行とはそのような事かもしれません。

 

認知症となってしまった今では

私が誰かも分からなくなってしまって、

敬語で話かけてくる父。

もうあの本の話をすることは出来ません。

そんな父に、

「あの本読んだよ。

 親父が言いたかった意味が分かったよ。」

と伝えようと想います。

 

情熱家で、

決めた道を真っすぐに歩む意志の強さ。

真面目で実直なところ。

 

それらは全て父から譲り受けました。

そんな父を心から誇りに想います。

そんな父に心から感謝しています。

 

一冊の本を介して、

親子の溝は今、確かに埋められたのです。

私は夢を叶え、日本に貢献出来る人間となりました。

有難うございます!!

 

本日も最後までお読み頂き有難うございました。

心からの感謝を込めて。

「有難う。愛しています。」

中西紀二

LINEで送る
Pocket

No.675 親子の溝” への2件のフィードバック

  1. 私は父が亡くなって、10年した頃から少しずつ理解していった気がします。
    のんちゃん同様、元気な時には衝突ばかりを繰り返していましたが、今なら心から言えます。
    「一番尊敬するのはあなたです。ありがとう。」と。

    1. 角田さん、コメント有難うございます。
      父が元気なままでいたら、ひょっとしたら今でも衝突していたかもしれません。
      一冊の本を介して、父の想いに触れることが出来て本当に良かったです。
      これから出来る限り親孝行に務めたいと想います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です