No.815 教 訓

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私の志は「日本に貢献出来る人間となること。」

そこにゴールはありません。

私の使命である「想いを伝えること」を通して

生涯この憧れを追い求めながら生きていきます!

私の人生の目的は

「人に喜ばれる存在となって

 自分自身も幸せになることです。」

 

おはようございます。

またしても有難いご縁を頂きました。

詳細は後日、改めてお伝えしますが

来月からの新年度は更に忙しくなりそうです。

私の志を成すべく、感謝の気持ちを持って

真っすぐに進んでいきたいと想います。

人生は全てを感謝して受け入れる修行の旅。

今日も素敵な一日をお過ごし下さい!

 

『教 訓』

 

私はかつて、

宅建資格取得講座の講師をしていました。

その会社に入社したのは2001年春のこと。

当時の私は26歳で、

紆余曲折の末にやっと遅すぎる社会人デビューを

果たすことが出来たのです。

それから半年経ったある日のこと。

いきなり課長に呼び出された私は、

沖縄配属の打診を受けました。

しかも、部門責任者を任せるとのことです。

何か聞こえの良さそうな話ではありますが、

実情はムチャ振りもいいところ。

当時の私は、宅建の講座をまともに担当した経験も

ありませんでしたし、

雑務ばかりを担当している新入社員だったのです。

この会社は講師と営業マンを兼ねていて、

単に教えるだけでは駄目で営業数字も負わなければ

なりません。

しかも沖縄は特に数字に厳しいことで有名でした。

私の力量をはるかに上回る重責です。

経験不足であることや、営業数字が負担であること、

責任者など無理である旨を伝えて、

私は即、断りました。

すると課長からこう言われたのです。

 

「すると、何だい。

 君は楽がしたいのかい?

 楽というのは努力をして

 能力を磨いた先にあるものなんだよ。

 楽をしたいから努力するんじゃないのかい?

 努力を伴わない楽というのは、楽じゃない。

 腑抜けと言うんだ。

 君は腑抜けとして生きる道を選ぶのかね?」

 

当時の私にとって、

この言葉は衝撃的でした。

人よりも随分回り道をして

ようやく辿り着いたスタート地点。

ここで後れを取り戻すはずなのに、

危うく腑抜けとなってしまうところでした。

私は即、前言を取り消して

沖縄行きを決意しました。

それから3年、

沖縄では本当に鍛えられました。

時には涙し、時にはぶつかり、

時には本気で喜んで、

まるで部活動のような職場でした。

青春時代を失くしていた私にとって

遅れてきた青春時代のような日々でした。

仕事をすることの

楽しさや喜びとは何たるかを教えてもらいました。

 

あの頃の経験から、

私は想います。

 

楽をする、

楽になるとは、

今、手を抜くことではない。

努力をして能力を磨いた結果、

物事の真の楽しみを知ることを言う。

 

楽になりたいのであれば、

楽をしたのであれば、

まずは努力すること。

 

努力が先にくる人の人生は、

どんどん楽になっていく。

努力を後回しにする人の人生は、

どんどん苦しくなっていく。

 

あの時の課長の言葉は、

今でも私の中で教訓として生き続けています。

私は志を成し、日本に貢献出来る人間となりました。

有難うございます!!

 

本日も最後までお読み頂き有難うございました。

心からの感謝を込めて。

「有難う。愛しています。」

中西紀二

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