No.944 意外な来客

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私の志は「日本に貢献出来る人間となること。」

そこにゴールはありません。

私の使命である「想いを伝えること」を通して

生涯この憧れを追い求めながら生きていきます!

私の人生の目的は

「人に喜ばれる存在となって

 自分自身も幸せになることです。」

 

おはようございます。

今日はこれから名古屋へ。

その後電車を乗り継いで

岐阜県の多治見市へ向かいます。

目的は「志響会」の合宿!

運営メンバー4人が集まって、

「志響会」の今後の運営方法などについて

合宿形式でミーティングしてきます!

今後に繋がる有意義な時間にしたいと想います。

それでは行ってきます!

 

『意外な来客』

 

先日のこと。

事務所にしている

実家の一室で仕事をしていると、

ふいにインターホンが鳴りました。

何気なく出てみると、

そこに立っていたのは

とある物件の入居者さんだったのです。

ご夫婦と生後間もない赤ちゃんの

3名で突然のご訪問。

「何事ですか?」とお尋ねすると

「いつもお世話になっているので、

 季節のご挨拶に伺いました。」との事でした。

 

実は、

このご家族とは以下のような

エピソードがあったのです。

 

この春のこと。

ご夫婦の間に

初めての赤ちゃんが生まれました。

奥さんは暫く実家に戻って

育児をされることになりました。

すると、その後すぐに

ご主人の転勤が決まったのです。

5月から1年間という

期間限定での転勤とのことでした。

これを受けて、

ご主人からご相談の電話がありました。

「このような事情で

 1年間家を空けることになりました。

 しかし、

 これを機に退去するつもりは全くありません。

 1年後にはまたここに戻ってきて、

 3人で暮らしたいと思っています。

 ところが、

 転勤先で家賃の全額補助は受けられず、

 ここと向こうで2重に家賃が発生することとなりました。

 それではとても苦しくなるので

 この1年間だけお家賃を下げて頂けないでしょうか。」

私は一旦回答を保留して、

熟考の末に

ご要望に応えることにしたのです。

その旨を告げると、

ご主人はとても喜ばれていました。

賃料などお金に関することは

あやふやにしておくとトラブルの元です。

私はきちんとした書面を作成し、

ちょうどご準備していた出産祝いと共に

発送したのでした。

 

そのようないきさつがあって

突然の訪問となったのです。

 

私の判断は

合理的ではなかったかもしれません。

損か得かと言われたら

損をしているのかもしれません。

しかし、

私は有形のモノを売っているわけではありません。

「生涯の記憶を飾る居住空間の創造」という

無形の価値を提供しているのです。

無形の価値は容易に計ることは出来ないし、

損得勘定ではじき出せるものでもありません。

私が心掛けているのは、

まずは無形の価値を提供することによって

入居者さんとの間に信頼関係を構築すること。

信頼関係を構築するためには

こちらからひと手間かけることです。

信頼関係を構築するためには

始めは損するくらいでちょうどいいのです。

大家との信頼関係は

他物件との強力な差別化要因となる。

そう痛感した出来事でした。

このご家族と

再びうちの物件でお会い出来る日が楽しみです!

私は志を成し、日本に貢献出来る人間となりました。

有難うございます!!

 

本日も最後までお読み頂き有難うございました。

心からの感謝を込めて。

「有難う。愛しています。」

中西紀二

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No.944 意外な来客” への2件のフィードバック

  1. 大谷冥利につきますね。
    「損して得取れ」なんてことわざもありますが、信頼関係ほど、お金に変えがたいものはありません。
    私も昔、年収180万で頑張っていた時期がありますが、その頃に応援していた青年が事業に失敗してしまいました。カミさんもよく知っていた子だったので、100万円を援助しました。今では、指折りのIT企業に成長しましたが、たまにパーティーに顔を出すと、抱きついてきます(恥ずかしい)。
    「みんなから相手にされなくなった時に助けてくださったことは、忘れることができません」とのことです。わずか100万でしたが(当時の我が家には大金でした)。

    1. 角田さん、コメント有難うございます。
      角田さんのエピソード、素晴らしいですね!
      仰る通り、信頼関係はお金には換算で出来ない価値がありますね。
      そして、信頼関係はお金では決して買うことは出来ず、唯一「想い」だけがそれを構築するのでしょう。
      「想い」を持って生き、関わる方々と信頼関係で繋がって、より豊かな人生としていきたいですね。

      中西紀二

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