No.207 トーマス君の夢(再)

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私の夢は「日本に貢献出来る人間となること。」

天から授けられたこの力を世のため人のために使わさせて頂き

必ずや夢を叶えてみせます!!

私のキャッチフレーズは

「不器用だけどひたすら実直に。

 あなたの喜びが私の幸せです。」

 

おはようございます。

おかげ様で昨夜の「オフィシャル懇親会」は大盛況! 

沢山の方々に喜んで頂いて

本当に嬉しかったです!!

引き続き今日も東京です。

このような機会に恵まれた事に

心から感謝して

今日も大いに楽しみます!

 

 

今朝は

『No.39 トーマス君の夢』を再掲させて頂きます。

1人でも多くの方に読んで頂きたい内容です。

以前お読み頂いた方も

よろしければもう一度お付き合い下さい。

 

 

 

少年トーマス君。

彼の夢は「パイロットになること」

壮大な夢を描きつつも

現実はそんなに甘くはありません。

彼が12歳の時、

酒を飲んでは暴れる

アルコール依存症の父親と

母親が離婚。

母親は仕事を3つ掛け持ちしながら

女手一つでトーマス君と3人姉妹の4人の子供達を

育て上げました。

極貧生活でも小さな頃からずっと

胸に抱いて大事にしてきた夢。

しかし、周りの大人達は

否定的な言葉で彼の夢を壊そうとしました。

「君のような勉強が苦手な子がパイロットなんて無理、無理!」

トーマス君の心はその度に大きく傷つきました。

大人達は更に彼を傷つけます。

 

「君は絶対に成功できない」

 

「君は学習障害だから絶対に無理」

 

実際に彼は文章を読むことが出来ませんでした。

文字を読もうとすると文字が逆に見えて頭が痛くなり、

精神状態が不安定になります。

そんな彼は7歳の時に

学習障害(LD)の診断を受けました。

 

学習障害とは、知能障害ではなく認知障害のことで

「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算」「推論」

の一部につまずきがある状態を言います。

失読症あるいは難読症とも呼ばれます。

 

読み書きの出来ないトーマス君は

12年間で15の学校を渡り歩きました。

ひとつの文字を理解するのに

普通の子の10倍の時間がかかりました。

例えば

bとdや

pとqと9が

全部同じに見えてしまうのです。

小学校の頃からずっと補修クラス。

ずっとコンプレックスの塊でした。。。

 

父親からの暴力

極貧生活

失読症で本も読めません。。

まさに

踏んだり蹴ったりの少年時代。

 

 

 

 

 

それでも、、、

 

 

 

 

 

彼は、、

 

 

 

 

夢を諦めなかった。

 

 

 

学生時代は演劇部に没頭。

18歳で俳優の試験に合格し、

細々と役者の仕事を続けていました。

そして

彼が23歳になった時

目の前に

ひとつのチャンスが訪れます。

それは

戦闘機F-14のパイロットになる配役です。

彼は飛行機の操縦理論を学ぶのに

くじけそうになりながらも

必死に勉強に取り組み、

厳しい訓練にも音を上げず、

ついに

その夢を実現させました!!

 

 

 

LDの彼がパイロットの免許を取得したのです!!

しかもF-14戦闘機のパイロット!!

 

 

 

 

その彼の夢は

世界中のスクリーンに映し出されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その映画の名は、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうです。

 

 

 

 

『トップガン』

 

 

 

 

 

 

 

映画は世界中で大ヒットとなり、

彼は一躍トップスターとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼の名は、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『トーマス・クルーズ・メイポーザー4世』

俳優トム・クルーズの本名です。

 

 

少年トーマス君の母親の口癖は

「あなたにはすごい才能と可能性がある。

 決して諦めちゃダメよ!!」

 

 

くじけそうになった時、

いつも

母の声が心の中で聞こえたそうです。

 

その後の彼の成功は

皆さんご存知のとおり。

 

1996年アカデミー賞主演男優賞

 

1999年アカデミー賞助演男優賞

 

その後、自分の映画会社も作り

映画プロデューサーもこなしています。

車とバイクの運転もセミプロ級。

F1マシンも運転します。

彼は今、

人生のパイロットの免許を取得して

自由自在に自分の空を飛んでいるのです。

 

彼は少年時代をこのように振り返ります。

「何かを読んで即座に適用するということができなかったのです。

 読もうとすると、文字が逆に見えて頭痛がし、不安になり、

 ページの終わりまで来ても何も頭に入っておらず、

 何を読んだのかすら思い出せませんでした。」

映画の台本を覚えるのも

アシスタントに読ませたものを

テープに録音して

それを

繰り返し聞いて覚えたと言います。

LDの苦しさも悔しさも相当ありながら、

少年トーマス君の情熱はいつも燃えていました。

 

お母さんの言葉が、、

心のガソリンとなって。

 

この物語を

日本中の発達障害児とその親御さん。

 

 

 

そして、、、

 

 

 

 

愛する

長男と次男に捧げます。

 

 

 私は夢を叶え、日本に貢献出来る人間となりました。

有難うございます!!

 

本日も最後までお読み頂き有難うございました。

心からの感謝を込めて。

「有難う。愛しています。」

神辺照喜

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