No.92 この日に願うこと。

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「私は不動産王になって日本を救います!」

「天から授けられたこの力を世のため人のために使わさせて頂きます!」

「そして必ずや日本に貢献出来る人間となります!」

おはようございます。

本日、4月2日は何の日であるか

ご存知ですか?

 

それは、、、

 

『世界自閉症啓発デー』なのです。

 

これは

2007,12,18に開催された

国連総会の決議によって

正式に採択されました。

よって

本日は世界各地で

自閉症を理解してもらう

取り組みが行われています。

具体的には

毎年4月2日から8日を

発達障害啓発週間として

各地でシンポジウムが開催されたり、

世界各地のランドマークを青くライトアップするイベント

「ライト・イット・アップ・ブルー」が実施されています。

福岡でも

福岡タワーがブルーにライトアップされるそうです。

 

皆様は『自閉症』という障がいについて

正しく理解されていますか?

 

自閉症は、

「常に自分の殻に閉じこもっている状態」とか

「親の育て方が原因なのではないか」と

思われることがありますが、

これは正しい解釈ではありません。

脳の発達の障がいによって

他人の気持ちや感情を理解すること

言葉を適切に使うこと

新しいことを学習すること

などが苦手であり、

一般的に「常識」と思われていることを

身につけることも苦手です。

外見は健常者と変わらないため、

とても誤解を受けやすいのです。

なお、

自閉症の人々は

とても「純粋」であるが故に

自分の感じたままに話したり行動したりしてしまう、

感覚が過敏である、

こだわりが強い、

記憶力や聴力、嗅覚などが優れているといった

特徴を持っています。

さらに

アンバランスな発達の仕方をしているため、

周囲の人達には理解できない行動や言動をしてしまい、

誤解や偏見を受けてしまいがちなのです。

自閉症の人々は

まっすぐ純粋に生きています。

年齢を重ねるにつれ

私達が失ってきた「純粋さ」

ずっと持ち続けているのです。

 

会話が苦手な人が多いため、

言葉のみならず写真や絵などを

添えて説明された方が理解しやすいです。

また、

とても過敏なところがあり

人混みや大きな音、光といった

刺激を苦手する人も多いです。

新しい事やいつもと違うやり方には

適応が困難で、

無理に強制されるとパニック状態に陥ってしまうこともあります。

 

私の長男と次男は

この『自閉症』という障がいを抱え、

とても苦しみながら懸命に生きています。

この『世界自閉症啓発デー』を契機に

自閉症に対する正しい理解が少しでも広がり、

自閉症の方々が生きていきやすい

世界となっていく事を切に願っています。

 

本日も最後までお読み頂き有難うございました。

心からの感謝を込めて。

「有難う。愛しています。」

神辺照喜

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