No.165 欲と求道

LINEで送る
Pocket

「私は不動産王になって日本を救います!」

「天から授けられたこの力を世のため人のために使わさせて頂きます!」

「そして必ずや日本に貢献出来る人間となります!」

私のキャッチフレーズは

「不器用だけどひたすら実直に。

 あなたの喜びが私の幸せです。」

 

おはようございます。

ロンドンオリンピック

ボクシングのミドル級金メダリストで

その後プロボクサーに転向した

村田諒太さん。

 

先月20日、WBA世界ミドル級王座決定戦に挑み、

試合内容では相手を圧倒するも

「疑惑の判定」でまさかの敗戦。

しかし、

その試合内容の素晴らしさと判定に対する不満を一切口にしない潔さから、

敗れてもなおその評価は上がっています。

もともとボクシングというスポーツが好きだったのもありますが、

その人間性に興味を持った私は、

彼の著書である『101%のプライド』を読みました。

 

読んでみると

これは単なる金メダリストの自伝ではなく、

望む自分となるべく人生を切り拓き

夢を叶えた若者の葛藤をリアルに綴った

立派な自己啓発本でした。

非常に感銘を受けるとともに

多くの学びがありました。

 

例えば

「モチベーションを維持するための目標設定表の作成」。

50年後から逆算して、

30年後

10年後

5年後

3年後

2年後

1年後

今年中

半年後

今月中

今週中、、、

というふうに目標を立てていくと

『今日やるべきこと』が明確になるそうです。

 

また、

その日の練習の反省ではなく、

その日の目標や、テーマを完了形で先に書いてしまう

「『未来日記』形式の練習ノート作成」

はかなり効果があったそうです。

「潜在意識に植え付けられるのかもしれないが、

 過去形で未来を書いたものは実現出来るものだ」

と書いてありました。

そしてこの日記の最後は、必ず

『金メダルを取りました。有難うございます!』

という言葉で締め括っていたそうです。

 

そして、

特にこの本から学んだのは

『欲と求道』

に関する記述です。以下に本文を抜粋します。

 

「強くなるにはハングリーでなければならない。

 よくよく語られる言葉である。

 しかし、ハングリーの定義とは何なのだろうか。

 ハングリーとは、

 何もない状態を言うのか。それとも

 もっともっと何かを求めている状況を言うのか。

 何もない状態を言うのなら

 今の僕には何もかもがある。

 経済面でも、生活面でも、環境面でもハングリーさはない。

 だが、

 何かを求めている状況を言うのなら

 ハングリーさはある。

 しかし、

 何かを求めることと欲とは違うのではないか。

 海外では、金メダルの獲得で一生を保障される国もある。

 それは、間違いなく彼らの強さの裏にあるモチベーションだ。

 ところが、僕には

 「金メダルを取ってビッグマネーを手にする」というような

 金銭欲は一切なかった。

 あったのは

 雑念のない、純粋な求道の姿勢だった。」

 

つまり、

彼が金メダルを獲得する原動力となったのは

物欲や金銭欲、自己顕示欲といった『欲』ではなく、

もっとシンプルで雑念のない純粋な精神。

 

もっと強くなりたい。

 

もっと高みを目指したい。

 

もっと自分を磨きたい。

 

という真っすぐな『想い』だったのです。

 

「雑念を手放し、

 自分の『想い』を貫くことが

 夢を叶える原動力となる」

 

そう教えて頂きました。

 

「戦う哲学者」と呼ばれる彼が

今回の敗戦をどのように乗り越え

今後の人生に活かしていくのか。

その「生き様」に注目していきたいと思います!

 

 

 

 

最後に、、、

 

 

 

 

私は夢を叶え、日本に貢献出来る人間となりました。

有難うございます!!

 

 本日も最後までお読み頂き有難うございました。

心からの感謝を込めて。

「有難う。愛しています。」

神辺照喜

LINEで送る
Pocket