No.941 全力疾走

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私の志は「日本に貢献出来る人間となること。」

そこにゴールはありません。

私の使命である「想いを伝えること」を通して

生涯この憧れを追い求めながら生きていきます!

私の人生の目的は

「人に喜ばれる存在となって

 自分自身も幸せになることです。」

 

おはようございます。

今朝も4時起床。

10kmランニングをしてきました。

滝のような汗をかいて気分爽快!

今日も気持ちの良いスタートが切れました。

これで今日もご機嫌に過ごせます♪

2019年7月30日。

二度とない今日という日を

素晴らしい一日としましょうね!

 

『全力疾走』

 

私の長男。

山梨県立「わかば特別支援学校」

中学部の3年生です。

4月からこの学校に転入した彼は、

新しい環境にもすっかり慣れて、

活き活きと楽しそうにしています。

テニススクールに通ったり、

筋トレにはまったり、

勉強に目覚めたりと

何事にも積極的に取り組めるように

なってきました。

かつての彼を想えば、

まるで別人のようです。

終業式の日に彼が持ち帰ってきた

1学期の活動内容を収めたアルバム。

そこには

全力疾走する彼の姿が写っていました。

その写真を見て、

私は想わず涙が溢れそうになってしまいました。

 

それは何故か?

 

私は未だかつて

彼の全力疾走する姿を見たことがないからです。

 

典型的な自閉症児だった彼は、

幼いころからどこか遠慮がちで

何事にも消極的な性格でした。

幾多の失敗経験がそうさせていたのでしょう。

幼稚園や小学校の運動会でも、

彼は他者よりも抜きん出ることを

恐れているかのように

周囲に遠慮していたものです。

定番の「掛けっこ」でも

涼しい顔してゆっくりと

一番最後にゴールしていました。

もともと基本的な運動能力には長けていましたから、

「全力疾走したらきっと速いはず。

 そしたら本人にも自信となるのではないか。。」

と悔しさを噛み殺したことは

一度や二度ではありませんでした。

 

そんな彼が変わったのは、

中学生になって特別支援学校に通うように

なってからのことです。

自分の居場所を見つけることが出来たのでしょう。

中学生になってからというもの

まるで水を得た魚のように活き活きとした表情に

変わっていったのです。

昨年の運動会。

仕事の都合で見に行けなかった私は、

妻から

「馬車馬のように砂埃を巻き上げながら

 もの凄い勢いで走ってたよ!」

と聞いて耳を疑いました。

 

まさか彼にそんな日が来るなんて。。

 

そして山梨に引越した先日のこと。

彼は3km走で校内記録を更新したそうです。

それに気を良くした彼は、

10月末に開催される他の特別支援学校との

交流スポーツ大会にエントリーを決意。

400m走と1,500m走に出場するそうです。

その日は何としてもスケジュールを調整して

見に行くつもりです。

順位やタイムなんてどうでもいい。

彼が全力疾走するその姿を目に焼き付けたい。

 

彼が立派に成長したその姿を見れる日が

今から楽しみです!

私は志を成し、日本に貢献出来る人間となりました。

有難うございます!!

 

本日も最後までお読み頂き有難うございました。

心からの感謝を込めて。

「有難う。愛しています。」

中西紀二

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